葬儀終了後のお墓のトラブル

私達は、葬儀が無事に終わりと息をつく間もなく埋葬という義務が待っています。

私達の日常生活では埋葬について詳しく知る機会は少なく、当事者になってみてはじめて困ってしまうという事の方が多いのです。その背景には、核家族が増え離れて暮らす家族にとって納骨する場所は悩みの種となってしまうからです。遺族が誰も住んでいない土地にお墓だけがあり長年放置されてしまっているという現実も多く、自分の後の後継者のいない人にとっても、お墓は大変な重荷となってしまう場合もあります。そこで最近では、そのような背景を考え色々な埋葬方法が提案されていますので参考になります。

お墓を持たない供養が注目を浴びていますので少しだけ紹介します。墓じまいといって今までのお墓を取り壊して永代供養を各お寺にお願いしてしまう方法があります。お寺によって50年間程の期間を設けて供養するという契約もあります。お骨は、骨のかたちがある状態で勝手に埋めることは出来ません。ミリ単位に粉砕するなど粉状以下にしてから海上などへ散骨する事は、罰せられるような違法行為にはなりませんので、専門の業者などに依頼して粉砕や海上散骨なども故人が望まれる供養法として多く行われています。同じ方法でお骨を処理して墓石の代わりに記念樹などの下に散骨する樹木葬などを行っている墓園もあります。また、粉砕したお骨の一部だけを手元に置きペンダント型の物に入れて身に付けたり、小さな骨壺に入れ手元だけで供養する手元供養を望む遺族も増えてきています。お骨を炭素化してダイヤモンドに変えて手元供養として身に付けているという方法も新しく出てきていますし、宇宙へ飛ぶなどという未来的な方法を提案している会社もあるようで、お墓へ埋葬しなければならないという思考の枠は大きく変化してきています。

お墓については、意外に家族でも葬儀の事よりも話題にしやすく何かの機会に話し合っておく事も大切です。新しくお墓を建てるにも、お墓を無くすにもお金はかかる事ですので、家族間でトラブルになる前に色々な方法があることを知って解決しておくと良いでしょう。